仕入れた商品を返品したときの仕訳は?
注文した商品と違う商品が送られてきた時は、商品を返品します。
このように、一旦仕入れたものを仕入れ先に返品することを「仕入戻し」といいます。
仕入戻しをした時は、返品分の商品の仕入れがなかったことになるため、返品分の仕入れを取り消します。
売り上げた商品が返品されたときの仕訳は?
返品された側から見ると、一旦売り上げた商品が返品されることを「売上戻り」といいます。
売上戻りがあった時には、返品分の商品の売上がなかったことになるため、返品分の売上を取り消します。
値引きがあったときの仕訳
仕入値引きをしてもらった場合の仕訳
仕入れた商品に傷や汚れなどがあり、商品の代金をまけてもらうことがあります。
これを「仕入値引き」といいます。
仕入値引きしてもらった時には、値引いてもらった分、安く仕入れたことになるので、
値引分の商品の仕入がなかったとして、値引分の仕入れを取り消します。
売上値引きをしたときの仕訳
値引きをした側からすると、売り上げた商品をまけることを「売上値引き」といいます。
売上値引きをした時には、値引きした分安く売り上げたことになります。
なので、値引き分の商品の売上がなかったとして、値引分の売上を取り消します。
その他の仕訳
仕入諸掛り(当店負担)の仕訳
商品を仕入れる時にかかった、運送会社に対する運賃や保険料などの費用を「仕入諸掛り」といいます。
仕入諸掛りは、商品の仕入にかかった費用なので、商品の仕入原価に含めて処理します。
売上諸掛り(当店負担)の仕訳
商品を発送する際にかかった運送会社に対する運賃や保険料などの費用を「売上諸掛り」といいます。
売上諸掛りをお店側が負担した時は、発送費(費用)として処理します。
自分の勉強のために書いてますが、参考になれば嬉しいです。
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